最短でダイエットを成功させるためには、筋トレと有酸素運動を同時に行うのが良いと言われています。
せっかくなら、なるべく効率よくダイエットしたいですよね♪
そこで、この記事では、筋トレと有酸素運動どっちを先にやればよく高い効果が期待できるのかを解説していきます。
これからダイエットを始める方は参考にしてくださいね。
筋トレと有酸素運動それぞれの特徴
筋トレと有酸素運動の順番や組み合わせの前に、まず知っておくべきなのがそれぞれの異なる性質です。
筋トレ(筋力トレーニング)は、酸素を使わずに短時間で行なう強度の高い運動で、自分の体重を利用して行なう自重トレーニングやバーベルやダンベルを使ったフリーウエイトトレーニングなどのことです。
筋肉を増やしたり大きくすることでパワーをつける効果があります。また継続して行なうことで基礎代謝を上げる働きがあるので結果的に脂肪を燃やしやすくなります。
ダイエット目的で筋トレをする場合は長時間行う必要はありません。30分程度の短時間で集中して筋トレを行いましょう。
有酸素運動は、酸素を使い時間をかけて継続的に行なう運動でウォーキングやランニングなどのことです。
有酸素運動により心臓・肺の機能が強化され、末梢の血液循環は改善し代謝がよくなります。 心拍数が上がり脂肪を燃焼する効果やストレスを解消するといった効果も期待できます。
有酸素運動は開始後20分程度で脂肪燃焼が始まるので、30~45分続けて行うのがオススメです。
筋トレと有酸素運動はどっちが先か?
ダイエットが目的の場合は、筋トレ→有酸素運動の順番がマストです!
これには、筋トレを行った際に分泌される成長ホルモンが関わっています。筋トレ時に分泌される成長ホルモンやアドレナリンといったホルモン類は基礎代謝の上昇や脂肪細胞の分解といった働きをするからです。
先に筋トレを行い、ホルモン類が分泌された状態で、有酸素運動に切り替えることで、より効率的に脂肪が分解され有酸素運動の脂肪燃焼効果が高まるのです。
また、ダイエット目的なはなく、筋トレに重点を置いている場合でも、筋トレ→有酸素運動の順番でトレーニングを行うと効率的なようです。
というのも先に有酸素運動を行うと、体内に貯蓄されたグルコースが消費されてしまい、筋トレで強く追い込むことができなくなるためです。
加えて筋トレは有酸素運動よりも高い集中力を必要します。最大限のパフォーマンスをする上で、心身がフレッシュな状態である必要があるのです。
そのため、取り組む順番としては「筋トレ→有酸素運動」で行いましょう。
筋トレを先にやって身体を活性化する(温める)ので、有酸素運動の脂肪燃焼効果がアップしますよ。
筋トレでアドレナリンが出ているので、有酸素運動に集中して取り組めるというメリットもあります。
ダイエットや運動不足の解消のために運動を取り入れるとき、効果を出したいならどんな運動メニューをどの順番で行うかが大切です。
これからダイエットを始める方は参考にしてみてくださいね。
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